- 「300kmブルベ、何を持っていくべき?」
- 「200kmブルべ装備との違いは?」
200kmブルベを完走したら、次は300kmブルベに挑戦!もしくは初ブルベが300kmという人もいるだろう。
しかし、200kmと違って何を持って行ったらいいのだろうか。
今回の記事では、300kmブルベ装備と持ち物を紹介する。
ポイントは「夜間走行」に対応できるものを追加装備すること。
この記事を参考にして、ぜひ300kmブルベを完走してほしい。
この記事でわかること
- 300kmブルベ装備のポイント
- 300kmブルベに持っていくべき5つのアイテム
ブルベ仕様のロードバイク構成(装備やフレーム)については、こちらの記事で紹介している。
300kmブルベ装備のベースは、200kmブルベ装備
まずは200kmブルベをベースに装備を考える。
200kmブルベの装備はこの記事で紹介した。
このベース装備に、300kmブルベ向けの以下の装備・持ち物を追加すればよい。
300kmブルベ装備のポイントは「夜間走行」
300kmと200kmブルベの違う点。それは、必ず「夜間走行」があるということ。
例えば、
スタート時間が朝7時だった場合、グロス平均速度20km/hで走行した場合、ゴール時刻は夜22時となる。
300kmブルベの制限時間20時間ギリギリだった場合は、翌3時にゴールとなる。
よって、300kmブルベでは夜間走行が必須だ。
オールナイトで走ることはないが、日没後の暗い時間帯の走行が必要となる。
よって、200kmブルベより夜間走行の時間が長いため、「暗さ」や「低くなる気温」に対応しなければならない。
これらを対策する必要が出てくるのが300kmブルベの特徴だ!
300kmブルベで追加したい装備・持ち物
300kmブルベで必要な装備
- フロントライト(夜間走行できるもの)
- テールライト(2灯)
- 可視光透過率の高いアイウェアレンズ
- モバイルバッテリーとケーブル
- ウィンドジャケットもしくはジレ
300kmブルベおすすめアイテム①フロントライト
300kmブルベでは夜間走行に対応できる「明るく」「ロングランタイム」なフロントライトを装備しよう。
ブルベルールでは、フロントライト2灯が必須となるのは400km以上の場合。
しかし、300kmブルベでも快適に、安全に夜間走行するため、フロントライトは2灯持っていくことを推奨したい。
フロントライトの明るさの目安については以下のとおり。
- 街灯がある市街地では、「300ルーメン以上を1灯」
- 街灯のない郊外では、「400ルーメン以上を1灯」もしくは「300ルーメンを2灯」
おすすめのフロントライトは、「Olight RN1500」。
私は2灯装備し、ローモード(300ルーメン)で夜間走行している。
明るさ、ランタイム共に十分で、ブルベにおすすめのフロントライトだ。
その他のおすすめライトについて紹介した記事はこちら。ナイトライド用のおすすめライトも!
300kmブルベおすすめアイテム②テールライト(2灯)
300kmブルベでは「テールライトを2灯」装備しよう。
なぜなら、後続車へのアピールをし、安全に夜間走行するため。
テールライトは、常時点灯モードでバッテリーが持つ「ランタイム」を有するライトを選択しよう。
ランタイムが長い製品は、乾電池式のライトがおすすめ。
また、カーブなどでホイールにテールライトが重なって、視認されるのがワンテンポ遅れることのないように左右のシートステーにライトを装着するのがよい。
テールライトはブルベ向けに作られた「Cateye TIGHT」がオススメ。
単4電池2本で、連続点灯が約120時間とランタイムも十分だ。
テールライトの選び方とおすすめ製品はこちらの記事で紹介している。
300kmブルベおすすめアイテム③可視光透過率の高いアイウェアレンズ
夜間走行が伴う300kmブルベでは「可視光透過率の高いアイウェア」を持っていこう。
なぜなら、日中のライドに効果的な「可視光透過率」の低いレンズでは、夜間は路面が見えなくなってしまうからだ。
「イエローレンズやクリアレンズ」など可視光透過率の高いレンズ(80%以上)を用意したい。
可視光透過率が変化する「調光レンズ」というものもある。
初めから装着していてもよいし、日中は色の濃いレンズを使用したい人はライド中にレンズ交換す手もある。
少しに荷物になるが、筆者のようにアイウェアを日中用と夜間用でフレームごと2つ持っていくものアリだろう。。
以上、夜間走行が伴う300kmブルベでは「可視光透過率の高いアイウェア」が必要だ。
300kmブルベおすすめアイテム④モバイルバッテリーとケーブル
走行時間が長い300kmブルベともなると、サイコンやライトの充電用に「モバイルバッテリーとケーブル」を持っていきたい。
サイコンやライトなど、200kmブルベではバッテリーが持つかもしれないが、300kmとなると充電が必要となることもあるだろう。
充電したい機器(サイコンやスマホ、ライトなど)によるが、5,000mAhか10,000mAhあれば300kmブルベでは十分だろう。
普段のロングライドや200kmブルベなどで、愛用のサイコンやライトがどの程度の残量でとなったか確認しておくとよい。
USB-Cなどの規格に注意して、ケーブルを持っていこう。
また、サイコンでルート案内をするとバッテリー消耗が激しいが、ライドするうえで仕方がない。日中はバックライトを明るくしすぎないなどの工夫でバッテリーを長く持たせることもできる。
よって、300kmブルベでは「モバイルバッテリーとケーブル」を持っていこう。
GarminEdgeにキューシートを表示させる方法はこちら。とても便利なのでGarminユーザーはチェックしてほしい。
》【ブルベ】キューシート不要!GarminEdgeにPCや通過チェックの表示する方法
300kmブルベおすすめアイテム⑤防寒着(ウィンドジャケットやジレ)
日没後の防寒対策として、防寒着にウィンドジャケットやジレを持っていく。
天気予報をチェックして気温がどの程度下がるのかで、防寒着を選択しよう。
また、ヒルクライムで標高が高いところでは市街地より寒いので注意したい。
レインウェアも防寒着として使える。
体温が下がってしまうと走行が出来なくなってしまうので、ウィンドジャケットやジレといった防寒着を持っていこう。
まとめ:300kmブルベに持っていくべき装備・持ち物
今回の記事では300kmブルベを走るために必要な装備・持ち物を紹介した。ブルベだけでなくロングライドでも参考になるかと思う。
300kmのブルベで必要となる装備は、「夜間走行に必要なもの」がポイント。
200kmブルベ装備をベースに、夜間走行に対応できる装備をそろえるのがよい。
300kmブルベで必要な装備
- フロントライト(夜間走行できるもの)
- テールライト(2灯)
- 可視光透過率の高いアイウェアレンズ
- モバイルバッテリーとケーブル
- ウィンドジャケットもしくはジレ
この記事を参考にして300kmブルベに挑戦して、是非完走してほしい。