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【インプレ】ロスウィール road フレームバッグ【軽量・防水・高コスパ】

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(2024年1月追記)残念ながら、本製品は製造を継続しているものの、日本国内への流通がうまくいってないようだ。入手困難となってしまった。

こちらの記事でおすすめのフレームバッグを紹介しているので参考にしてほしい。

今回の記事はロスウィールのロードフレームバッグのインプレッション

ブルベやロングライドで約半年ほど使ってきて、その使用感を紹介する。

このフレームバックを一言で言うなら、「最軽量クラスの防水、高コスパのフレームバッグ」

実際に購入し使用してみて、防水性能も10時間の豪雨にも耐えたるほど優れていたし、なによりシンプルで格好いいデザインに大満足している。

なかなかネット上にインプレの情報がないが、購入を検討している方はこの記事を参考にしてみてほしい。

こんな人におすすめ

  • ロングライドやブルベのバッグを探している
  • 他の人とかぶらないフレームバッグが欲しい
  • 軽量かつ防水性に優れたフレームバッグ
  • 容量も2~3.5Lと十分な容量
  • デザインがシンプルでかっこいい(Raphaの元デザイナー)
  • コストパフォーマンスがいいバッグが欲しい

ロスウィール roadフレームバッグの特徴

ロスウィールのバッグがモデルチェンジ

ロスウィールのサイクルバッグアイテムは今回紹介するフレームバッグを含め、2019年にデザインが一新された。

そのデザイナーは元raphaのMiles Gibbsons氏によるデザインとなり、個人的にはシンプルでどんなロードバイクにも合うカッコいいものとなった。

ロスウィールのバッグはTOUR(ツアー)ROAD(ロード)OFFROAD(オフロード)3つのシリーズが展開されている。

今回紹介するROAD(ロード)フレームバッグは、ロードバイクに大切なスピードを損なわないデザインコンセプトとなっている。

独自の取り付け方法「Fast‐Fix」

また、ロードシリーズに一貫してバイクへの取り付け方法は、「Fast-Fix」と呼ばれる専用のゴム素材のストラップを使用して取り付ける。

他のメーカーのフレームバッグはベルクロなどがほとんどで、これは新しい方式だ。

リフレクター

バッグ表面には一部リフレクターを配置(両側)してある。

しかしながら、デザインが損なわれないよう生地と同色の黒色となっていて、夜間はしっかりと反射する。

下の画像で、グレーの部分がリフレクターだ。

スペックと価格

ロードフレームバッグのサイズ展開は3つで、ロードバイクの形やフレームサイズに合わせて選べる。

ボトルと干渉しないよう、自身のフレーム形状・サイズを考慮してサイズ選びをしよう。

  • 素材:軽量TPU/PU Coated 420D ナイロン生地
  • サイズ:S(5x11x40cm)、M(5x13.5x45cm)、L(5x15x50cm)
  • 容量:2L(S)、3L(M)、3.5L(L)
  • 重量:120g (S)、150g(M)、190g(L) 
  • 価格:7000円(S、税抜)、7300円(M、税抜)、7600円(L、税抜) 

ロスウィール road フレームバッグのインプレ

良かった点①ロスウィールバッグはデザインがGood

私が数あるフレームバッグからロスウィールを選んだのは、なんといっても「デザインがカッコイイ」からだ。

黒一色でメーカーロゴも黒色で主張せず、前述のとおりRaphaを彷彿させるようなシンプルなデザイン。

どんなロードバイクにも合うデザインだろう。

また、後方が小さくなっており、近年のスローピング形状のフレームに装着しても、シートチューブに装着したボトルやツールボトルに干渉しづらい。

バッグの素材は柔らかく、かつ伸びはしない。

なお、よくフレームバッグはペダリングの際に内股が当たってしまうということがあるが、この製品は幅が5cmで程よいサイズ感ため、ほとんど当たらずペダリングの支障にはならなかった。

良かった点②機能性は最低限だが必要十分

バッグの機能性は必要最低限なものを備えており、ライドで困るようなことはない。

機能性について以下に紹介しよう。

  • 充電ケーブル取り出し口
  • ジッパーの開け閉め

ケーブル取り出し口あり

まず、バッグの前方(ヘッドチューブ側)に、ケーブルの取り出し口がある

そのため、ライド中にハンドル周辺に取り付けた電子機器に給電することが可能だ。

ロングライドでは、サイコンのバッテリーが持たないためモバイルバッテリーからの給電が必須。

取り出し口も大きいのでケーブル2本以上は引き出すことも出来る。

ジッパーの開け閉めは片手で可能

ジッパーに長めの取っ手が付いていて、開け閉めは片手で十分可能

よって、走りながらでも開閉はできる。

よく防水ジッパーだと、つっかえて開け閉めしづらいものがあるが、そういった感じもない。

両手で閉める場合は、下の画像のようにジッパーに対して「取っ手」が付いているので、非常にスムーズだ。

良かった点③最軽量クラスのフレームバッグ

このフレームバッグの重量はカタログスペックで120g(2L)、150g(3L)、190g(3.5L)となっている。

対して、人気のアピデュラのフレームバッグは145g(2.5g)、205(4L)。

比較すると特に小さいサイズ(2L、3L)は、容量に対して軽いことが分かる。

良かった点④防水性が高く、10時間の豪雨ライドでも水没なし

このフレームバッグは防水性に関しても十分な性能をもっている。

生地はツルツルで防水性のあるナイロン素材。

かつ、ジッパーにはTPUコーティングが施されていて防水対策が十分施されている。

また、ジッパーの締まり終わり部分には防水カバーが備わっているため、ジッパーの宿命である締め終わり部分からの浸水も対策されている。ただ、防水カバーは柔らかめの生地で、多少ジッパーに引っかかってしまうかも。(コツをつかめば問題なく操作可能)

ケーブル引き出し穴も上から下に生地が重なっているため、ここからも浸水の心配はない。

私は400kmブルベで10時間以上豪雨の中走ったが、浸水は全くなかった。これだけの時間雨に打たれても問題なかったので、防水に関して十分な耐性があると言える。

ブルベだけでなくロングライドではフレームバッグをオススメしている。その理由を紹介している記事はこちら。

【ブルベ装備200km】完全保存版!装備リストと持っていって良かったもの

良かった点⑤コスパ良し

このフレームバッグ、なんといっても安い価格設定が魅力

すべてのサイズを税別7000円台で購入可能なのだ。

価格:7000円(S、税抜)、7300円(M、税抜)、7600円(L、税抜) 

人気商品のアピデュラのフレームバッグは、サイクルバッグ界で高級品であるが、その半額程度で購入できる。

機能性は必要最低限ではあるが、このデザインのフレームバッグをこの価格で手にできるのは素晴らしい。

気になった点

最後にこのフレームバッグで改善の余地がある点、気になった点を紹介する。

Fast‐Fixは正直微妙だったが、改善策あり!

1つ目は、専用のストラップはFast-Fixと言っておきながら、着脱するのに時間がかかる

フレームバッグ側のストラップ引っ掛け具にくびれがあり、ここからストラップを外すのが大変だった。

ゴム製のストラップがとにかく固い素材で、なおかつ伸びないからだ。

アーレンキーのL字部分にストラップを引っ掛けて外すと幾分早く外せるかな。(逆に言えば簡単には外れないというメリットでもあるかもしれない。)

しかし、100均のヘアゴムをストラップとして代用することで簡単に着脱することができた。

100均のヘアゴムは柔らかく、よく伸びるからだ。よくなかった点として挙げたが、私はこの対処法で解決できた。

なお、フレームバッグを使用するとフレームとの接触面が擦れて傷がつきやすい。

しかし表面保護テープを使用すれば対策できるので、詳細についてはこちらの記事を参考にしてほしい。

内ポケットはおまけ程度

2つ目は、内ポケットがあるものの容量が全くなくおまけ程度のものだ。

財布のカード入れ程度のようなポケットのため、私は活用していない。

というか、最初は気づかなかったくらい。

バッグ内は黒一色

3つ目は、内側も黒一色でバッグ内のモノが判別しづらいこと。

他のフレームバッグのように明るい色にしてほしかったかなと思う。

まとめ:ロスウィール road フレームバッグのインプレ

以上、思ったことを素直にインプレッションしてみた。

結論として、私はこのロスウィール road フレームバッグをとても気に入っていて、気になった点も書いたが正直そこまで不満に思っていない程小さな点だ。

なんといってもデザインが最高で、必要な機能が備わったロスウィール road フレームバッグ。

購入に迷っている方はチェックしてみてほしい。

こんな人におすすめ

  • ロングライドやブルベのバッグを探している
  • 他の人とかぶらないフレームバッグが欲しい
  • 軽量かつ防水性に優れたフレームバッグ
  • 容量も2~3.5Lと十分な容量
  • デザインがシンプルでかっこいい(Raphaの元デザイナー)
  • コストパフォーマンスがいいバッグが欲しい
  • この記事を書いた人

ミル

ロードバイク歴9年の週末ソロライダー。 ロングライドが苦手だったが、今はブルベを楽しんでいる。2022年SR取得。 ロングライドに挑戦する人を応援したい。 にほんブログ村

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