2015年にロードバイクを趣味で始めた筆者は、当初ロングライドが苦手であったが、今ではブルベで600kmを完走し、SR(スーパーランドナー)の称号も取得するまでになった。
この経験から、長距離を快適に走りきるためには、機材の選択が非常に重要であることを痛感している。
特に近年は、機能性だけでなく、軽量性、安全性、そしてデザインを高次元でバランスさせた製品が多く登場している。
本記事では、筆者が2025年に実際に購入し、その性能と快適さに心底「買ってよかった」と納得したロードバイク用品の中から、ロングライドやブルベにおいて特に貢献度の高かった6つのアイテムを厳選して紹介する。
これらのアイテムは、筆者が実際にブルベで使用し、買ってよかったと思った点を解説する。
- ALTALIST KISOU ATR
- KASK PROTONE ICON
- TIOGA(タイオガ)インナーチューブウルトラライト
- ゼファール(Zefal) 自転車用 ボトルケージ PULSE Z2
- towild 自転車 ライト マウント ライトホルダー
- 井村屋 スポーツようかん あずき
買ってよかった①ALTALIST KISOU ATR

1つ目は調光サングラスの「ALTALIST KISOU ATR」。
ブルベに使える調光サングラスを探して、発売したばかりで口コミも少なかったが試しに購入。
結果、大満足のコスパ最強の調光サングラスであった。最近のライドではずっとこれを着用している。

レンズ性能は、視界のクリアさと調光性能に優れていて、路面の凹凸やひび割れを強調してくれる。
一方で、夜間や街灯のない山間部においては、ミラーレンズの影響でやや視界が暗く感じられた。ブルベにおいては「400ルーメン以上のライト2本」とセットでの運用が望ましい。
フィット感は、顔型に合わせて自在に調整可能な点が特にお気に入り。

テンプルとノーズピースはそれぞれ3段階の角度調整が可能。
テンプルの角度調整によって、額との隙間を少なくすることで風の巻き込みが減少し、目の渇きがかなり改善された。

テンプルの耳付近はシリコンラバー素材となっていて、これまで使ってきた他のサングラスよりも、ライド中のズレもほとんどなく、汗をかいても滑りにくい。
このように実用面・快適性・スタイルのバランスが取れたモデルで、万人におすすめできる。
おすすめしたい人
- ロングライドやブルベなど、長時間の使用を前提とする人
- ミラー調光レンズのデザインと実用性を両立させたい人
- フィット感にこだわりたいが、3万円のハイエンドモデルには手が出ない人
買ってよかった②KASK PROTONE ICON

二つ目は、超定番の人気ヘルメットの「KASK PROTONE ICON」。
これまでに使っていたABUS GAMECHANGERを3年使用したので、ヘルメット寿命に達し交換。
よりフィット感と軽量性を求め、KASK PROTONE ICONを購入するに至った。
包み込まれるようなフィット感に一番感動した。

後頭部のフィット調整が非常に細かくできるし、頭全体を包み込むようなフィット感でありながら、ヘルメットの存在を忘れるほどに快適。
革製ストラップの見た目の高級感は圧倒的で、他ブランドにはない美意識の高さが感じられる点は所有欲を高めてくれる。
ただし、革製ストラップの唯一の難点は「若干ごわつく」ではある。

軽量性と空力性能のバランス 重量は約230g(Mサイズ実測)で、非常に軽量な部類。

真夏のライドでも頭部の熱がこもりにくく、「軽さ」「通気性」「風抜けの良さ」が全て高パフォーマンスと疲労軽減に最適にハイエンドヘルメットだ。
おすすめしたい人
- 日本人の頭に合うフィット感を重視する人
- ロングライドやブルベで快適に使えるヘルメットを探している人
- 軽さと空力性能を両立したモデルを探している人
- 安全性も妥協したくない人
買ってよかった③TIOGA(タイオガ)インナーチューブウルトラライト

軽量ブチルチューブに分類され、耐パンク性能・軽量性・コスパのバランスが良いため愛用している。
4年ほど、もうこのチューブだけでヒルクライムもブルベも運用している。
他の軽量ブチルチューブとほぼ同等の重量でありながら、価格が安い点も消耗品として重宝している。

使ってみると、パンク耐性については、4年間ブルベで雨の走行も含め使用しているが一度しかパンクをしていない。
Amazonのレビューでは、空気漏れなどの製造時点での不備、つまり不良品もあったようだが、筆者は問題なく使用できている。

過去にTPUチューブでバーストパンクによる落車やパンクの頻発を経験した筆者は、耐久性もありながら普通のブチルより軽い軽量ブチルチューブの「TIOGA ウルトラライトインナーチューブ」が現在の最適解だ。
おすすめしたい人
- 軽量ブチルチューブで、コスパのいい商品を探している人
- 乗り心地がよいチューブを探している人
- ロングライドやブルベでもパンクしにくいチューブを探している人
買ってよかった④ゼファール(Zefal) 自転車用 ボトルケージ PULSE Z2

組み替えることで、左右どちらからでもボトルを出し入れすることが出来るボトルケージ。
いわゆる「ボトルの横挿し」ができるようになる。

フレームサイズが小さい方や、フレームバッグでボトルの出し入れが難しい方におすすめ。

筆者も今年から導入したおかげで、ケージに横からボトルを出し入れできるので、フレームバッグを装着していてもダウンチューブでボトル運用できるようになった便利な一品。
おすすめしたい人
- フレームバッグでボトルの出し入れが大変な人
- フレームサイズが小さく、ボトルがフレームに干渉してしまう人
買ってよかった⑤towild 自転車 ライト マウント ライトホルダー

RN1500の付属ホルダーはホルダー自身の取り付けに工具が必要なので、ライド先でも手軽に取り付け調整できるこのホルダーを購入。

すでに3つ目の購入であり、一度大きな段差に気づかずに破損してしまったが、その扱いやすさに再度購入したがやっぱりこれが使いやすい。

ガーミンマウントタイプで、ライトだけでなく、GARMIN EDGEも装着できる。
価格も安く、固定力も十分なのでおすすめのライトマウントホルダーだ。
おすすめしたい人
- RN1500のマウントホルダーに不満がある人
- GARMINマウントを出先で手軽に取り付け角度・位置を調整したい人
買ってよかった⑥井村屋 スポーツようかん
補給食の定番品で、自転車を含めスポーツにおいて片手で食べることができる、ようかん。
ブルベの補給食として購入したが、仕事の合間の小腹がすいた時にもぴったり。
1本113KCALと塩分0.14Gで効率的にエネルギー補給が出来る。
短時間で食べられるぎゅっと押すだけのパッケージが秀逸。筆者のリピート購入品。
おすすめしたい人
- 片手で食べれる補給食を探している人
- コンパクトで持ち運びがしやすい補給食を探している人
まとめ:2025年買ってよかったロードバイク用品・アイテム6選
この記事では2025年に筆者が買ってよかったロードバイク用品を6つ紹介した。
どのアイテムも筆者がロングライドやブルベで愛用している商品だ。
- ALTALIST KISOU ATR
- KASK PROTONE ICON
- TIOGA(タイオガ)インナーチューブウルトラライト
- ゼファール(Zefal) 自転車用 ボトルケージ PULSE Z2
- towild 自転車 ライト マウント ライトホルダー
- 井村屋 スポーツようかん あずき
気になる商品がある人はぜひチェックしてみてほしい。














