- 600kmブルベに必要な装備・持ち物は?
- 600kmブルベには、何を持っていくとよい?
- 600kmブルベの仮眠準備は?
400kmブルベと無事に完走して、さて次はいよいよSR(スーパーランドナー)取得を懸けた600kmブルベに挑戦だ!
そこで、今回の記事ではこれまでの400kmブルベとは違う、600kmブルベ特有の装備や持ち物について紹介しよう。
600kmブルベのポイントは、「1泊2日の仮眠あり」という点だ。
是非この記事を参考にして600kmブルベに挑戦して無事完走し、SR(スーパーランドナー)を取得してほしい。
この記事でわかること
- 600kmブルベ装備のポイント
- 600kmブルベで持っていくべき装備・持ち物
ブルベ仕様のロードバイク構成(装備やフレーム)については、こちらの記事で紹介している。
600kmブルベ装備は、200km装備をベースとする
まずは基本となる装備として、200kmブルベの装備・持ち物を確認してほしい。
200kmブルベ装備についてはこの記事で紹介している。
》【ブルベ装備200km】完全保存版!装備リストと持っていって良かったもの
600kmブルベ装備のポイントは「1泊2日」に対応できるアイテム
600kmブルベが200km~400kmと違う点は、「1泊2日の仮眠が伴うライドであること」だ。
なぜなら、600kmブルベの制限時間は40時間で、例外的に速い人でもない限り、1泊の仮眠が必須となる。
たとえば、グロス平均速度20km/hで走った場合30時間かかる計算だ。
よって、1泊2日に対応できる装備や持ち物を持っていることがポイントだ!
600km装備のポイント
「1泊2日」に対応できる装備・持ち物を選ぶこと。
600kmブルベで持っていくべき5個の装備
600kmブルベのおすすめアイテム①充電機器関係
スマホやライト、サイコンを充電できるアイテムを持っていこう。
2日間も走行するため、電子機器のバッテリーが持たないためだ。
そのため、下記のアイテムを持っていこう。
充電機器
- USB充電器(ホテルなどの仮眠施設で充電)
- 充電ケーブル(複数本)
- モバイルバッテリー(走行中やコンセント不足時)
USB充電器は限られたコンセントで複数の電子機器を同時に充電できるような下記のものがおすすめ。
充電ケーブルも同時充電できるよう、複数本用意しよう。
モバイルバッテリーは容量が多いものを持っていけば安心だ。
600kmブルベのおすすめアイテム②衣類洗剤
1回分の衣類洗剤を持っていこう。
1日目の衣類の汚れをホテルのランドリーなどの洗濯機で落として、快適に2日目に臨みたいからだ。
仮眠場所がホテルであれば、洗濯機・乾燥機があるので40~50分ほどあれば洗濯・完走まで終わらせられる。
速く走ることができ、仮眠時間に余裕がある人は手洗い・室内乾燥といった選択肢もあるが、完全に乾燥させるのは難しいので、素直にランドリー使用を推奨したい。
以上、600kmブルベには衣類洗剤を持っていくことをお勧めする。
小分け容器に自宅の洗剤ボトルから移し分けるのも手だ。
600kmブルベのおすすめアイテム③フロントライト2灯
600kmブルベには必ずフロントライトを2灯持っていこう。
ブルベの規定では、400km以上のブルベではフロントライトを「2灯」装着することが必須だ。
ルートによっては夜間に街灯のない山道を走行することもある。
だからこそ、信頼ができて明るいフロントライトを選びたい。
- 300ルーメン以上
- 10時間以上のランタイム
- 電池式もしくは充電中に点灯できるもの
上記を満たすオススメのライトはOlightRN1500だ。
600kmブルベのおすすめアイテム④テールライト2灯
次にテールライトも2灯持っていこう。
夜間走行があることから、安全に走行するために深夜帯で後続車にアピールできる2灯のリアライトをお勧めしたい。
テールライトは、充電式のものはランタイムが短いものが多い。
よって、電池式のテールライトを用意しよう。
電池式リアライトがおすすめ
電池式のリアライトであれば、常時点灯モードでも100時間以上のラインタイムをもつものがある。
対して充電式は数時間程度しかもたない。
電池式のロングランタイムのものであれば、バッテリー切れの心配もなく、ホテルでもほかの電子機器の充電に専念できるメリットもある。
オススメのテールライトは「CateyeTIGHT」で、ランタイム・防水性・振動耐性ともに十分な清野を持ち、まさにブルベ向けのテールライトだ。
テールライトの選び方とおすすめ製品はこちらの記事で紹介している。
600kmブルベのおすすめアイテム⑤レインウェア
レインウェアを持っていこう。
2日間も走るため、かなりの確率で雨に打たれることとなるからだ。
また、レインウェアは防寒対策にもなるため、ウィンドジャケットの代わりにもなる。
雨対策の方法は人により、以下がある。
- ジャケット、パンツの上下共に着る
- ジャケットだけ着用する
- 何も対策しない
どれが良いとは一概には言えず、今後雨天走行を経験して自分にとってベストな答えをだすしかない。
初心者は?
どうしてもオススメを一つ出すとしたら、雨天走行初心者の場合はジャケットだけ用意するのが良いかと思う。
必要と感じた場合、パンツを購入すればよいだろう。
モンベルのサイクルレインジャケットは、高い性能とレインウェアにしては手ごろな価格であることから、ブルベ使用者も多い。
まとめ:600kmブルベに持っていくべき装備・持ち物
今回の記事では600kmブルベに持っていくべき装備・持ち物を紹介した。
- 充電機器関係(同時充電できるものがよい)
- 洗濯用洗剤(小分けのもの)
- フロントライト2灯(明るくランタイムの長いもの)
- テールライト2灯(ランタイムの長い電池式がより)
- レインウェア
今回の記事を参考にして、400kmブルベをぜひ完走してほしい。