ロングライドのコツ

【寒い日のロングライド防寒対策】安く済ませるコツとおすすめアイテム

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ロングライドを楽しみたいけれど、寒い日は体が冷えて思うように走れない…。

そんな悩みを抱えるサイクリストは多いのではないだろうか?

防寒対策にはお金がかかるイメージがあるが、実は工夫次第で安く済ませることも可能だ。

本記事では、コストを抑えつつ寒い日のロングライドを快適にする方法を詳しく解説しよう。

この記事でわかること

  • 安価な防寒対策
  • おすすめの安いウェアの紹介
  • 無料で出来る寒さ対策

寒い日のロングライドで防寒が必要な理由

冬場のロングライドでは、適切な防寒対策をしないと以下のような問題がある。

  • 体温の低下によるパフォーマンス低下
  • 指先やつま先の感覚がなくなり、操作が困難になる
  • 体温維持のためエネルギー消費が増大

こうなってしまえば、楽しく走ることができなくなってしまうだけでなく、最悪の場合、完走も厳しくなってしまう。

特に、長距離を走るブルベやロングライドでは、気温の変化にも対応できるようにすることが重要だ。

安く済ませる防寒対策のポイント

防寒対策を安く済ませるには、以下の3つのポイントを意識しよう。

  1. レイヤリング(重ね着)を工夫する
  2. 高価なサイクルウェアの代替品を活用する
  3. ウェア以外で走行中の冷えを対策する

レイヤリングを工夫して防寒する方法

冬のロングライドでは、「3層のレイヤリング」が基本だ。

① ベースレイヤー(肌着)

寒い日のロングライドでは、適切なベースレイヤーの選択が重要。ただしユニクロのヒートテックは速乾性が低く、汗冷えの原因となるため、スポーツ用途には適していない。代わりに、速乾性と保温性に優れたベースレイヤーを選ぼう。

例えば、Amazonで購入可能な「おたふく手袋 冬用長袖インナーJW-275」は、優れた吸汗速乾性を持ち、体をドライに保つ。ハイネックで首の寒さからガード。普段着としても使えて、価格も約1,500円とお手頃。

少し値が張るが、筆者おすすめの最強ベースレイヤーは以下の記事で紹介している。

② ミドルレイヤー(保温層)

ミドルレイヤーは、体温を保持しつつ、汗を効果的に放出する役割を持つ。

「Morethan サイクルジャージ FVP-016」は、保温性と通気性のバランスが良く、ロングライドに適している。裏起毛素材が使用されていて、暖かい。冬用のサイクルジャージとしては格安の6,000円代で購入可能。

③ アウターレイヤー(防風・防寒)

アウターレイヤーは、冷たい風から体を守り、内部の温かさを維持する役割を持つ。冬の日中でも暑くなり過ぎた場合は、脱いでポケットに入れられる携帯性も重要。

「Morethan ウインドブレーカー WVP-005」は、防風性と防水性に優れ、冬の寒さをシャットダウンできる。4,000円以下で購入可能だ。

指先・つま先の冷えを防ぐ安価なアイテム

① 手(グローブ)

代替案:ニトリル手袋+グローブ

自転車用の冬用グローブは高価だが、ニトリル手袋の上にグローブを重ねれば、防寒性能を向上できる。ただし、手汗の発散ができなくなるので、強度の高いライドには向いていないので注意したい。

② 足(シューズカバー)

代替案:ビニール袋、アルミ箔

シューズカバーがない場合は、靴下の上からビニール袋もしくはキッチン用品のアルミ箔をかぶせることでかなり風を防げる。これは即席の防風対策として非常に有効で、走行中のコンビニでも購入し対策可能。

③ 耳(耳あてやネックウォーマー)

代替案:薄手のネックウォーマーを活用

100均でも売っている薄手のネックウォーマーを頭にかぶせて耳を覆えば、冷えを防げる。特に耳は寒さを感じやすく、耳の防寒は効果が高い。

走行中の冷えを防ぐ簡単な工夫

① 休憩時にホットドリンクを活用

休憩時にコンビニやカフェで買える温かいドリンクを取ると、体の内側から温まり、冷えを防ぐことができる。特に温かいお茶やコーヒーは手足の末結を温めるのに有効。

② 使い捨てカイロを活用

お腹や背中、靴の中に貼るカイロを貼ることで、血流を改善して体全体を温める効果が期待できる。

③ なるべく止まらず走る

停車すると体温が次第に下がってしまう。なるべく運動量を維持しながら走り続けることが大切。計画的に休憩をとり、休憩・停車回数を少なくしよう。

④ 上り坂を活用して体温を上げる

平地や下り坂では風を受けて冷えやすいが、短めの上り坂を見つけたら少しペースを上げて走ると、血流が良くなり体が温まりる。ただしペースを上げ過ぎると発汗により下りで汗冷えしてしまうので、無理のない範囲で取り入れてみるのがおすすめ。

⑤ 汗をかきすぎない強度で走る

寒い日に汗をかくと、その汗が冷えて体温を下げる原因となる。体温を維持するためにも、汗が出過ぎない低強度で走ることが重要。特に上り坂ではペース上げ過ぎないように注意したい。

まとめ:安価なアイテムや工夫で寒い日のライドを快適にしよう!

寒い日のロングライドでは、防寒対策をしないと体温が奪われ、パフォーマンスが落ちるだけでなく、楽しくなくなってしまう。しかし、高価な専用ウェアを買わなくても、安価なアイテムや少しの工夫をするだけで、安く防寒対策が可能だ。

安価な防寒対策

  1. レイヤリング(重ね着)を工夫する
  2. 高価なサイクルウェアの代替品を活用する
  3. ウェア以外で走行中の冷えを対策する

これらの工夫を取り入れながら、冬のロングライドを快適に楽しもう!

  • この記事を書いた人

ミル

ロードバイク歴9年の週末ソロライダー。 ロングライドが苦手だったが、今はブルベを楽しんでいる。2022年SR取得。 ロングライドに挑戦する人を応援したい。 にほんブログ村

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