- 100kmはロングライド?
- ロングライドのイベントって?
ロードバイクの楽しみ方として「ロングライド」があるが、いったい何キロからロングライドと呼べる距離になるのだろうか?
今回の記事ではこの疑問について考えてみる。
本記事で、本ブログでのロングライドの基準を提案するので参考にしてほしい。
また、ロングライドイベントにはどんなものがあるのかも併せて紹介する。
この記事でわかること
- ロングライドは何キロから呼べるのか
- ロングライド系イベントにはどんなものがあるのか
ロングライドは何キロから?
ロングライドの定義
結論としては、「一概には言えない」が答えとなる。なってしまうのだ。
なぜなら、ロングライドには定義が定められていない、明確な基準がないからだ。
SNSを見ても人によって50kmであったり、100km、120km、160km、200km・・・などロングと呼んでいるのは様々な距離があるのが現状だ。
よってロングライドとは、「あなたがロングライドと思える距離であること」と考えるしかないのだが・・・
しかし、それでは釈然としない。
当ブログでのロングライド
そこで私のロングライドの基準は「100km以上」をロングライドと考えるようにしている。
理由の1つは、100kmは初心者の登竜門的な距離であり、脱初心者の目安であるから。
そして理由の2つ目は、ロングライド系のイベントを見てみるとだいたいは100km以上を区切りとして「ロングライド」イベントが開催されているからだ。
よって、「100km以上をロングライド」を考えるのが一般的にも浸透していると考えられる。
では、ロングライドイベントには、どんな種類、何キロのコースで開催されているのか?
以下、ロングライドイベントについて紹介するので参考にしてほしい。
ロングライドイベントの種類と主な大会
ロングライド系
ロングライド系イベントは日本各地で開催されている。
名前にある通りロングライドと呼ばれていて、ロングライドとして広く認知されている距離ではないだろうか。
獲得標高はイベントにより様々で、びわ湖一周のように平坦路メインのイベントもあれば、スポニチ佐渡ロングライドのように獲得標高2500m以上と厳しいコースもある。
主なロングライド系イベントは以下の通り。
- びわ湖一周ロングライド 148km
- スポニチ佐渡ロングライド210 210km
- 那須高原ロングライド 110km
- 淡路島ロングライド150 150km
- 富士山ロングライド 130km
グランフォンド系
グランフォンドとは、イタリア語で「大きな移動」を意味する山岳コースを主体とするロングライド系のイベントをいう。
山岳コースが選定されているため、2000m以上の獲得標高のコースがほとんど。
ヒルクライムを多く含むロングライドを無事に完走できる体力とペース配分技術が必要だ。
- グランフォンド軽井沢 103km
- 北アルプス山麗グランフォンド 130km
- グランフォンドピナレロ八ヶ岳
- グランフォンド富山 130km
- グランフォンド糸魚川 120km
センチュリーライド系
センチュリーライドとは、100マイル(センチュリー)=160kmの距離を走るロングライドイベントのことだ。
なかなかの距離であるので、完走にはそれなりの体力と脚力が必要とされる。
ロングライド系のイベントを走破できる人であればこのイベントも挑戦してみてはどうだろうか。
- アルプスあずみのセンチュリーライド 160km
- ホノルルセンチュリーライド 160km
- 若狭時センチュリーライド 160km
- 出雲路センチュリーライド 160km
ブルベ系
ブルベとはフランス語で「認定」を意味するロングライドイベント。
既定の距離を制限時間以内に完走すると認定がもらえる。
基本的に以下の距離ごとに日本各地で毎週のように開催されていて、1年に4つの距離を認定されると「シューペル・ランドヌール(SR)」と認定され、これをシーズン中に目指す人が多い。
他のイベントと違ってすべて自己責任で走行し、主催者から食事提供(エイド)やトラブル時のサポートは一切ない。
ロングライドを極めたい人が行き着くイベントと言ってよいだろう。
- 200km
- 300km
- 400km
- 600km
ロングライドを快適にする方法
ロングライドは手や尻、肩などが痛くなり、なかなか快適に走ることができなかった経験はないだろうか。
こちらの記事では、ロングライドを快適に走るための方法を解説しているので、ぜひ読んでみてほしい。
まとめ:ロングライドって何キロから?
今回の記事ではロングライドは何キロから呼べるのか、を解説・考察した。
結論として、基準は定められていないが各ロングライド系イベントのコース設定距離から、「100km以上をロングライド」と呼ぶことが一般的認識ではないかと当ブログでは結論付けることとする。
また、100kmは初心者の壁でもあり、これを完走できるようになれば様々なロングライド系イベントに挑戦しやすくなるだろう。
この記事を参考にして、ロングライドの楽しみや各イベントへの挑戦に興味を持ってもらえれば幸いだ。もっとロードバイクライフが楽しくなること間違いない!