ロングライドではパンクした際の対応が必要だ。
特に携帯ポンプは、パンク修理で空気を入れなおすのに必要なアイテムのひとつ。
ライド途中でパンクしてしまったときにタイヤの空気を補充できるよう、適切な空気入れを携帯することが不可欠だ。
この記事では、ロードバイク歴10年・ブルベSR取得(200~600km認定)の長距離ライド好き筆者が、ロングライドにおすすめの空気入れを詳しく解説する。
携帯性の高い「ミニポンプ」や、素早く空気を入れられる「CO2インフレーター」、さらに近年注目されている「電動ポンプ」の特徴や選び方について紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
この記事でわかること
- ロングライドでの空気入れの必要性
- 種類別おすすめ空気入れ8選
- ロングライドに適した空気入れの選び方
ロングライドで空気入れが必要な理由

ロングライドでは、パンク修理のために空気入れが必要不可欠だ。
パンクは予期せず発生するものであり、修理にはスペアチューブやパッチとともに、確実に空気を入れられる手段が必要になる。
例えば、ライド中に小石やガラス片を踏んでしまい、タイヤに穴が開くことは珍しくない。このような場合、チューブを交換しても空気を入れなければ再出発はできない。
特にロングライドでは補給ポイントが少なく、最寄りの自転車店が遠いことも多いため、空気入れを持っていなければ身動きが取れなくなる。
適切な空気入れを携帯していれば、トラブル時に迅速な対応が可能となり、せっかくのロングライドを途中リタイヤしなくて済む。
だからこそ、パンク修理の際に必要な装備として、空気入れを必ず準備しておくことが重要だ。
ロングライド向け空気入れの種類

ロングライドに適した空気入れにはいくつかの種類がある。
用途や携帯性を考慮して最適なものを選ぼう。
空気入れの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
携帯ポンプ(ミニポンプ) | 軽量・コンパクト / 何度でも使用可能 | 空気を入れるのに時間がかかる / 高圧になるとポンピングが大変 |
CO2インフレーター | 短時間で空気充填 / 力がいらない / 軽量コンパクト | CO2ボンベが消耗品 / 低温時に気圧が下がりやすい |
携帯型フロアポンプ | 何度でも使用可能/ 高圧対応 / フットペダル付きで安定感あり | 他の携帯ポンプよりも大きい / フレームに取り付けにくい |
電動ポンプ | ボタンひとつで自動充填 / 高圧対応 / 力が不要 | バッテリー切れのリスク / 他のタイプより重量がある |
それでは、それぞれの空気入れの詳細をみていこう。
携帯ポンプ(ミニポンプ)
コンパクトで軽量な空気入れで、携行性に優れている。
手動でポンピングすることで空気を入れるため、何度でも使用可能。
メリット・デメリット
- メリット:軽量で持ち運びやすい / 何度でも使用可能 / 電源不要
- デメリット:空気を入れるのに時間がかかる / 高圧になるとポンピングが大変
こんな人におすすめ
- 荷物をできるだけ軽量化したい人
- 何度でも使用可能な空気入れを求める人
おすすめ製品
Lezyne Road Drive(約90g、高圧対応、耐久性が高い)
LANDCAST(約100g、22×200mm、最大対応厚300psi、Amazonレビュー1500件以上)
CO2インフレーター
CO2ボンベを使用して、一瞬で空気を充填できる空気入れ。
ポンピング不要で素早く空気を入れられる。
メリット・デメリット
- メリット:短時間で空気充填可能 / 力が不要 / 非常に軽量コンパクト
- デメリット:CO2ボンベが消耗品 / 低温時に気圧が下がりやすい
こんな人におすすめ
- 緊急時に素早く空気を入れたい人
- できるだけコンパクトな空気入れを求める人
おすすめ製品
TNI CO2 インフレーター(約60g、操作が簡単で初心者向け、Amazonレビュー300件以上)
Lezyne Control Drive(約46g、流量調整が可能で使いやすい)
携帯型フロアポンプ
ミニポンプよりも大きめだが、フットペダルやホースが付いており、楽に空気を入れられる。
ミニポンプの強化版のようなもので、高圧にも対応可能。
メリット・デメリット
- メリット:ポンピングが楽 / 高圧対応 / フットペダル付きで安定感がある
- デメリット:ミニポンプよりも大きくて重い / フレームに取り付けにくい
こんな人におすすめ
- 多少の重さ・サイズが大きくてもしっかりと空気を入れたい人
- 何度でも使用可能で、手軽に高圧まで充填したい人
おすすめ製品
Topeak Road Morph G(約220g、ホース付きでポンピングが楽)
Panaracer BFP-AMAS1(約200g、安定感があり高圧対応、Amazonレビュー3700件以上)
電動ポンプ
バッテリー駆動で空気を入れる電動式のポンプ。
最近ではコンパクトなモデルも増え、ロングライドでも使用しやすくなっている。
メリット・デメリット
- メリット:ボタンひとつで自動充填 / 高圧対応 / 力が不要
- デメリット:バッテリー切れのリスク / 他のタイプより重量がある
こんな人におすすめ
- 電動で失敗なく楽に空気を入れたい人
- 重量は気にしないが、高圧まで確実に充填したい人
おすすめ製品
CYCPLUS A8(約380g、小型軽量でUSB充電対応)
Xiaomi Mijia Electric Pump(約450g、デジタル表示付きで高精度)
ロングライドの空気入れの選び方

ロングライドの空気入れは下記のポイントを押さえて選ぼう。
- 携帯性
- 空気圧の対応範囲
- 使いやすさ
(1) 携帯性
ロングライドでは、できるだけ荷物を軽くしたい。
そのため、コンパクトで軽量なモデルを選ぶことが重要だ。
例えば、ミニポンプは非常に軽量でフレームにも取り付けられるため、持ち運びに優れている。
一方で、CO2インフレーターもかなり小型だが、ボンベが必要になる点を考慮する必要がある。
軽量で邪魔にならない空気入れを選ぶことで、ライドの快適性が向上し、ストレスなく携行できる。
よって、ロングライドでは携帯性を重視して空気入れを選ぼう。
(2) 空気圧の対応範囲
空気入れを選ぶ際には、タイヤの推奨空気圧に対応しているかを確認することが重要だ。
適正な空気圧を維持しないと、走行性能が低下するだけでなく、パンクのリスクも高まる。
例えば、ロードバイクなら5~8気圧(bar)、グラベルバイクやMTBなら3~5気圧程度の空気圧が必要だ。
ミニポンプは高圧対応のモデルを選ばないと、十分な空気圧を確保できないことがある。また、対応していても高圧になるとポンピングが重すぎるものもある。
そのため、空気入れを選ぶ際は、自分の自転車の推奨空気圧に適したモデルを選ぶことが必要だ。
(3) 使いやすさ
緊急時でも素早く空気を入れられるかどうかは、ロングライドにおいて非常に重要なポイントだ。
操作が難しいと、パンク修理後の復旧に時間がかかってしまう。
例えば、CO2インフレーターは一瞬で空気を充填できるため、急ぎの場面では非常に便利だ。しかし、使用に慣れていないとボンベを無駄にしてしまう可能性がある。
一方、携帯ポンプは操作は簡単だが、高圧まで空気を入れるのに時間がかかる。
使いやすさを考慮して空気入れを選ぶことで、緊急時の対応がスムーズになり、ロングライドを安心して楽しめる。
【体験談】筆者は何度も使用可能なミニポンプ派!

以前、CO2インフレーターを使用していたが、パンク修理をミスしてしまい、自力で帰ることができなくなった経験がある。
2つ持っていたボンベを無駄に消費してしまい、最終的に空気を入れる手段がなくなってしまったのだ。
幸いにも家族が車で迎えに来てもらえたが、それ以来、CO2インフレーターだけに頼るのはリスクが高いと感じるようになった。
現在は、軽量性を重視しつつも、最低限の空気を入れられる「携帯ミニポンプ」を持ち歩くようにしている。
CO2インフレーターの手軽さは捨てがたいが、万が一のときに自走できることが最優先だ。
特にロングライドやブルベでは、自力で復帰できる手段を確保することが重要だと痛感している。
実際に200kmブルベで、あと数キロでパンクした際に、携帯ミニポンプを持っていたためパンク修理し完走することができた。CO2インフレーターと違い、何度でも使用可能な点は、こういった時間がないときでも安心して使用できる。
筆者が選んだ携帯ミニポンプはこちら。ツールボトルに入る大きさで、楽に高圧まで空気が入れられる優れモノ!
まとめ:ロングライドに適した空気入れを準備しよう!

ロングライドにおいて、適切な空気入れを携行することは走行の快適さや安全性に直結する。
空気入れの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
携帯ポンプ(ミニポンプ) | 軽量・コンパクト / 何度でも使用可能 | 空気を入れるのに時間がかかる / 高圧になるとポンピングが大変 |
CO2インフレーター | 短時間で空気充填 / 力がいらない / 軽量コンパクト | CO2ボンベが消耗品 / 低温時に気圧が下がりやすい |
携帯型フロアポンプ | 何度でも使用可能/ 高圧対応 / フットペダル付きで安定感あり | 他の携帯ポンプよりも大きい / フレームに取り付けにくい |
電動ポンプ | ボタンひとつで自動充填 / 高圧対応 / 力が不要 | バッテリー切れのリスク / 他のタイプより重量がある |
携帯ポンプ、CO2インフレーター、携帯型フロアポンプの特徴を理解し、自分のスタイルに合った空気入れを選ぼう。
用途に合わせて最適な空気入れを選び、快適なロングライドを楽しもう!
とりあえず空気入れが欲しい人は、LANDCASTがコンパクト・高圧対応でおすすめ