- 冬でもロードバイクを快適にライドしたい!
- 冬ライドの防寒対策のポイントは?
- しっかり着込んだのに寒くなってしまう…
冬のロードバイクを楽しむには、防寒対策が肝心だ。
しかしながら、ただ着込めばよいというわけではなく、逆に寒くなってしまう場合がある。
そこで今回の記事では、冬のロードバイクの防寒対策について解説し、おすすめのアイテムを紹介しよう。
この記事を参考にして、冬ライドを快適に楽しんでほしい。
この記事でわかること
- 冬のライドを快適にする防寒対策
- 防寒対策のレイヤリングの基本
- ロードバイクに装着する防寒対策と、冬の走り方
防寒対策のポイント:「ちょっと寒い」くらいがちょうどいい
冬のロードバイクは、春夏秋と比べて、特にウェアなど装備の「選択と組み合わせ」が重要だ。
なぜなら、冬ライドは汗冷えしやすく、他の季節と違って一度汗冷えしてしまうと体温を戻すのが難しいからだ。
よくある冬ライドの悩み
- 汗を吸収したウェアが乾きにくい
- 身体の先端(手足や指先)が冷えやすい
- 重ね着しすぎると汗をかいてしまう
このように冬のライドでは、「気温の寒さ」はもちろん、「汗冷え」をしっかり対策することが攻略のカギだ。
ポイント
重ね着の目安としては、外に出たときに「ちょっと寒い」くらいがよい。
ライド中は身体を動かすため、体温が上昇するからだ。
そのため、適切なアイテム選びと、その組み合わせ(重ね着、レイヤリング)が重要だ。
それでは身体のパーツごとに筆者おすすめの防寒対策を紹介しよう。
冬ライドの防寒対策①上半身編
上半身の防寒対策で大切なのは以下のこと。
- 体幹を冷やさないこと
- 首や頭、耳にも防寒対策をすること
それぞれ解説しよう。
体幹を冷やさないレイヤリング
筆者おすすめの基本レイヤリングは下記のとおり。
体幹を冷やさないためのポイントは、ミレードライナミックメッシュで汗を吸い上げ、速乾性のベースレイヤーに汗を移すこと。
その上に冬用ウェアを着用し防風・保温して、必要に応じて脱ぎ着できるジャケットやジレで調整する。
- ミレードライナミックメッシュ【筆者おすすめ】
- ベースレイヤー(メリノウールなど)
- 冬用ウェア
- ウィンドジャケットやジレ
この中で一番効果が高いのはミレードライナミックメッシュ。こちらの記事で紹介しているので参考に。
首や頭、耳の防寒対策
寒さを感じやすい首や頭、耳は対策の効果がよく感じられる。
ウィンターキャップは頭と耳を覆える。
- ネックウォーマー
- バラクラバ(目出し帽)
- ウィンターキャップ
冬ライドの防寒対策②下半身編
裏起毛のビブタイツ、もしくは冬用ビブショーツ+レッグウォーマーが基本。
ロードのシューズは通気性に優れているので冬は寒い。そのため、シューズの上から履くオーバーソックス(もしくはトゥーカバー)の着用は必須。
- ビブタイツ
- オーバーソックス
それでもつま先が冷える場合は、つま先用のカイロを使うのもよい。(シューズの裏の通気口はテープで塞いでしまおう)
冬ライドの防寒対策③ロードバイク装備編
自転車に装着可能な対策も紹介しよう。
- ハンドルカバー
- 泥除け
夏用のグローブでも寒くなくなるハンドルカバーや、ウェットな路面での跳ね上げによるウェア濡れ対策に泥除けはおすすめだ。
ハンドルカバーは見た目こそ悪くなるが、効果は抜群だ。
冬ライドの防寒対策④走り方編
冬のライドでは、寒さに応じて走る強度を調整することも大切だ。
寒いと感じたら強度を上げ、暑く感じる前に強度を下げる。
ウェアで処理出来ないほどの汗をかいてしまわないように、強度をコントロールしよう。
また、強度を上げてしまいがちな登りを避ける、停車しないよう信号の多い道を避けるなど、ルートも考慮しよう。
まとめ:冬の防寒はレイヤリング、頭部の対策が重要!走る強度も調整しよう!
今回の記事では、冬のロードバイクの防寒対策について解説した。
冬は他の季節より、特に装備の組み合せによる汗冷え対策が肝心だ。
ポイント
重ね着の目安としては、外に出たときに「ちょっと寒い」くらいがよい。
基本のレイヤリングを参考に、寒さが気になる対策品を揃えてみよう。
本記事を参考にして、冬も快適なロードバイクライフを楽しんでほしい。