今回の記事はGarmin(ガーミン)のスマートウォッチ「Garmin Venu2」のレビュー。
近年Garminのスマートウォッチがとても人気だ。
数あるGarminのスマートウォッチのなかから「Garmin Venu2」を購入した。
日常からビジネスシーン、もちろんロードバイクでも使用し非常に満足度が高く、買ってよかった。
今回は2015年からロードバイクを始めて200km以上のロングライドを楽しんでいる筆者が「Garmin Venu2」を選んだ経緯と、実際に使用したレビューを紹介する。
合わせて後継機種「VENU3」も比較紹介する。
「Garmin VENU2/2S」、「Garmin VENU3/3S」を検討している人は、ぜひ最後までチェックしてみてほしい。
おすすめな人
- 様々なシーンで使えるスマートウォッチを探している人
- 他メーカーにはない「ボディバッテリー」機能が欲しい人
- ロードバイクで心拍数計の装着する面倒さから解放されたい人
- バッテリーの持ちがいいスマートウォッチを探している人
- GarminConnectでライフログを含め一括管理したい人
おすすめできない人
- スマートウォッチに操作性を重視する人
Garmin VENU2の仕様・比較と購入経緯

まず、「Garmin Venu2」の仕様をみていこう。
Garmin VENU2の「仕様・比較」
「Garmin VENU2」と後継機種「Garmin VENU3」、さらに最新モデルの「Garmin VENU4」の仕様比較表は以下のとおり。
| 比較項目 | Venu 2 | Venu 3 | Venu 4 (最新) |
| 発売時期 | 2021年 | 2023年 | 2025年秋 |
| バッテリー (スマートウォッチ/GPS) | 約11日間 / 22時間 | 約14日間 / 26時間 | 約15日間 / 30時間 |
| 心拍センサー | 第4世代 | 第5世代 (高精度化) | 第5世代+ (または第6世代) ※より高感度 |
| パワーメーター接続 | × 非対応 | 〇 対応 | 〇 対応 |
| リカバリー機能 | Body Batteryのみ | HRVステータス リカバリータイム スリープコーチ | トレーニングレディネス Health Status (健康ステータス) お昼寝検出の強化 |
| GPS精度 | 従来型GNSS | マルチGNSS | マルチバンドGNSS (高層ビル街・山間部に強い) |
| ハードウェア機能 | - | マイク・スピーカー通話 | LEDフラッシュライト搭載 マイク・スピーカー通話 |
| 画面 | AMOLED | AMOLED (より鮮明) | AMOLED (高輝度・省電力) |
なお、「VENU2 PLUS」というモデルもあり、マイク・スピーカー搭載による通話対応と、右側面に音声アシスタントボタン追加されている。これらの機能が不要であれば、筆者のように「VENU2」でOK。
Garmin VENU2の「機能」


「Garmin Venu2」の主な機能は以下のとおり。
- 25種類以上のアクティビティ対応
- 光学式心拍数計(EDGEへの転送モードあり)
- ボディバッテリー機能
- 血中酸素トラッキング
- ストレスレベル計測
- 呼吸数計測
- 睡眠モニタリング(スコアや時間、質の評価)
上記は一部の機能でしかないが、スマートウォッチとして十分な機能を有している。
特にボディバッテリー機能(現在のエネルギーレベルを5~100で評価)は、AppleWatchなどにはないGarmin独自の機能。
Garmin VENU2 筆者の購入経緯

ロードバイクで使いたい、さらに日常からビジネスシーンまで幅広く使えるデザイン・機能のスマートウォッチを検討。
初めてのスマートウォッチで、価格的にも5万円以下で手ごろであった。(普段アナログ時計もしていなかったので、使い続けられるか不安もあった)
サイコンはGarminEDGEを使用しているため、GarminConnectアプリで一括管理も可能なことも「Garmin Venu2」購入を決めたポイント。
Garmin VENU2のレビュー

それでは「Garmin Venu2」のレビューを紹介していこう。
- ライフログで身体の状態を可視化
- ロードバイクで、心拍数転送モードが便利
- Garmin独自のボディバッテリー機能搭載
- 日常からビジネス、スポーツまで使える機能性とデザイン
- 最大11日間のロングバッテリー
VENU2 良かった点①ライフログで身体の状態を可視化

「Garmin Venu2」をライフログとして以下の機能を重宝している。
- ストレス計測
- 心拍数計測
- 睡眠モニタリング
- 歩数計
睡眠モニタリングは、自宅以外での宿泊時や、飲酒によって質が損なわれることが分かった。
上記の場合、ストレス計測も睡眠中に大きな値となっていて、生活習慣の改善を気にしやすくなった。
歩数計は少し多めに出てしまうものの、ある程度の目安として計測を継続している。
なお、サイコンGarminEDGEでロードバイクのログをアップロードすると、その間のストレスやボディバッテリーを考慮してくれる。(運動中のデータとして扱う)
このように、ライフログとしての機能が備わっていて頼れるスマートウォッチである。
VENU2 良かった点②ロードバイクで心拍数転送モードが便利

ロードバイクのライドでは心拍数転送モードを活用していて、これがかなり便利。
なぜなら、ライドの準備の手間がひとつ減ったからだ。
これまでは、胸バンドや腕バンドなどの心拍計測センサーをライドの都度、装着していた。
普段から装着している「Garmin Venu2」をそのまま心拍センサーとして、EDGEに転送できる。

インターバルのトレーニングやレースでなければ精度に影響ないし、バッテリーも20時間使って15%程度の減りなので気にしなくてよい。
もちろんロードバイクだけでなく、ランニングや登山などのアクティビティにおいても、心拍数をそのまま測定し手軽にログに残せるのは大きなメリット。
心拍数センサーの置き換えとしても「Garmin Venu2」はおすすめだ。
VENU2 良かった点③Garmin独自のボディバッテリー機能搭載

Garmin独自のボディバッテリー機能が面白い。
睡眠の質によって回復幅が変わり、ストレスや心拍の変化によって消費される。
その日の活動幅や体調の目安として使用したり、疲れているなと思った日にボディバッテリーの値が低いと納得しやすい。
「Garmin Venu2」のボディバッテリー機能によって、その日の活動内容の参考にしたり、回復しやすい生活習慣に見直すことができる。
VENU2 良かった点④日常からビジネス、スポーツまで使える機能性とデザイン

「Garmin Venu2」は、どんなシーンでも使えるデザイン性もよかった。
シンプルで主張しないデザインの「Garmin Venu2」。
筆者は入浴時を除いて、常に装着している。
機能的にも25種類以上のスポーツアクティビティに対応しているので、様々な運動においてもログを記録できる。
ライフログを計測するには、なるべく装着していないと意味がないので、日常でもビジネスでも使えるデザインは大切。
VENU2 良かった点⑤最大11日間のロングバッテリー

「Garmin Venu2」は、1週間以上、無給電で使い続けることができる。
スマートウォッチの充電を頻繁にしなければいけないのは、正直メンドクサイ。
「Garmin Venu2」なら、GPS機能を使用しないライフログだけであれば、仕様のとおり11日間程度はバッテリーが持つことを確認した。
つまり、一日当たり約9%のバッテリーの減り。
他のスマートウォッチ、例えばAppleWatchだと1日1回の充電が目安。これが「Garmin Venu2」だと11日間に1回。
ちなみに充電時間も1時間程度でほぼ満充電できるので、入浴中などで十分。
よって、他メーカーのスマートウォッチに比べてロングバッテリーなことも良かった点のひとつだ。
VENU2 微妙だった点 使いづらいインターフェイスは改善の余地あり

Garminのスマートウォッチは、ユーザーインターフェースが使いづらいのがデメリット。
「Garmin Venu2」も同様で、特に設定画面まで行くのに物理ボタンの長押しも必要であるとか、ショートカットの右スワイプは設定できないとか。
筆者の場合は、タッチ操作も面倒なので、各計測値が確認可能なウォッチフェイスにしている。
とはいうものの、設定をいろいろ変更するのは購入時くらいなので、ほとんど操作することはない。
心拍転送モードへの移行以外は、ただ装着しているだけなので、操作性の不便さはあまり気になっていない。
価格は高いが後継モデル「VENU3」「VENU4」の方がおすすめな人

SRを目指すような長距離ライダーにとって、Venu 3以降(特にVenu 4)へのアップグレードはおすすめだ。
- パワーメーターへの対応 (Venu 3/4):Venu 2の最大の弱点は「パワーメーターと接続できない」こと。Venu 3以降ではこれが解消されており、Edgeサイコンの予備機として、あるいはカジュアルなトレーニングライド時に、腕時計だけでパワーデータを確認・記録できるようになった。
- 「トレーニングレディネス」の追加 (Venu 4):Venu 4で追加されたこの機能は、睡眠、HRV(心拍変動)、ストレスなどのデータを統合し、「今日どれくらいハードなトレーニングをして良いか」を数値化してくれる。 次のブルベに向けて「今日は休むべきか、追い込むべきか」を客観的に判断するのに、これ以上ない指標になる。
- 圧倒的に便利な「LEDフラッシュライト」 (Venu 4): Venu 4には本体側面にLEDライトが搭載。 夜間走行が多いブルベでは、キューシートの確認、メカトラブル時の手元確認、ドロップバッグから荷物を探す際など、ヘッドライトとは別に「手元を照らせる光源」が身につけてあることはかなり便利。
- バッテリーとGPS精度の向上 600kmブルベでは制限時間が40時間になる。Venu 2のGPSモード(約22時間)では途中充電が必須だが、Venu 4(約30時間)であれば、GPS設定を調整することで、充電回数を減らす、あるいは200/300kmなら無充電で走りきれる可能性が高まる。また、山間部を走るブルベではマルチバンドGNSSによるログの正確さも魅力。
よって、「VENU2」「VENU3」「VENU4」の3モデルでそれぞれおすすめな人は下記のとおり。
■ Garmin Venu 2 がおすすめな人
- 「ライフログ」と「ライド記録」を分けたい人
- 走行データはEdgeなどのサイクルコンピューターで管理し、腕時計はあくまで日々の健康管理用と割り切れる人。
- 予算を最優先したい人
- 型落ちとなり価格がこなれているため、パワーメーター連携や高度な回復機能が不要ならコスパは最強。
- 200km未満のライドが中心の人
- バッテリー持ちやGPS精度は、日中のロングライド程度なら十分実用レベル。
■ Garmin Venu 3 がおすすめな人
- 腕時計でも「パワーメーター」の値を拾いたい人
- Edgeの予備機として、あるいはカフェライドなどでサイコンを付けずにパワー・心拍を記録したい人。
- 「睡眠の質」と「回復」を重視し始めた人
- 「HRVステータス」や「スリープコーチ」により、ブルベ翌日の疲労度や回復具合を可視化したい人。
- 走行中に通話機能を使いたい人
- マイク・スピーカー搭載により、スマホを取り出さずに着信応答が可能(グローブをしたままでも便利)。
■ Garmin Venu 4(最新)がおすすめな人
- SR取得や600km以上の超長距離に挑む人(★イチオシ)
- LEDフラッシュライトが夜間のキューシート確認やメカトラブル、ドロップバッグの荷物探しで神機能となる。
- 「今日は走るべきか?」の判断をAIに委ねたい人
- 「トレーニングレディネス」機能が、疲労困憊のブルベ連戦期に「休む勇気」と「踏める確信」を数値でくれる。
- 山岳ブルベや悪天候でのログ飛びを許せない人
- マルチバンドGNSS対応で、山間部やビル街でも軌跡がきれい。かつバッテリーがシリーズ最長で安心。
まとめ:Garmin VENU2は、様々なシーンで使えるオールマイティなスマートウォッチ

今回の記事ではGarmin製のスマートウォッチ「Garmin Venu2」をレビューした。
- ライフログで身体の状態を可視化
- ロードバイクで、心拍数転送モードが便利
- Garmin独自のボディバッテリー機能搭載
- 日常からビジネス、スポーツまで使える機能性とデザイン
- 最大11日間のロングバッテリー
「Garmin Venu2」は様々なシーンで使えるデザイン性・機能性と、数あるスマートウォッチの中でもロングバッテリーな機種だ。なお、Amazonでよくセールしていてお買い得。
特にサイコンをGarmin製のEDGEを使用している方は、GarminConnectアプリで一括管理できて便利。
現在は後継機種の「VENU3」が発売されていて、1万円程度とそれほど実売価格差もないので、そちらもおすすめ。
オールマイティなGarmin製スマートウォッチ「Garmin Venu2」「VENU3」、気になった方は是非チェックしてみてほしい。
おすすめな人
- 様々なシーンで使えるスマートウォッチを探している人
- 他メーカーにはない「ボディバッテリー」機能が欲しい人
- ロードバイクで心拍数計の装着する面倒さから解放されたい人
- バッテリーの持ちがいいスマートウォッチを探している人
- GarminConnectでライフログを含め一括管理したい人
おすすめできない人
- スマートウォッチの操作性を重視する人
「VENU2」は、Amazonでは頻繁にセールしていてお得に買えるのでチェック!
後継機種の「VENU3」はこちら。
最新モデルの「VENU4」はこちら。






