- tubolitoのパンク修理はどうやってやるの?
- tubolitoの新しいパンク修理キットの評判は?
tubolitoのパンク修理キット、以前のもの(FLIX KIT)の評判が悪かったのか、新しくキットが発売されていたので使用してみた。
以前のシールを貼り付けるタイプは、接着力が弱いせいかそこから空気が抜けることがあるという評判通り、私も何度か同じ体験をした…
今回新しくなった修理キットを使ってみた感じは、以前のシールを貼り付けるタイプより接着力が強い感じがしてこっちの方がよかった。
今回の記事を参考にして、tubolitoのパンク修理をやってみてほしい。
tubolitoのインプレッション記事はこちら。
tubolitoパンク補修キットのパッケージとコスパ
付属しているのは、
- パッチ(大) 5枚
- パッチ(小) 5枚
- アルコールシート 5枚
- セメント接着剤チューブ 1個
- 説明書
パッチは、触ってみた感じ実際のtubolitoのチューブの素材と同じものと思われる。チューブを切り抜いてパッチとしているようだ。
写真で確認できる通り、切り抜いた母材の位置によるのか、何枚かのパッチには点線が印刷されている。(点線があろうが、性能には影響しない)
以前のキットにはなかった接着剤が付属している。パッチ10枚分の接着剤容量はありそうだ。
アルコールシートが10枚付いていれば完璧だったが、接着剤で固めてしまうため、以前のシールタイプより接着面の汚れ具合はシビアではないと思われる。
価格的には国内通販で約1,000円で購入できる。以前のキットも同じくらいの価格だったと思うが、パッチの数が2倍である。コスパが良くなった!
実際にtubolitoのパンク修理してみた
付属の取扱説明書のやり方に沿って、実際にパンク修理をやってみた。
説明書はシンプルな絵だけだが、簡単そうだ。
パンク箇所をアルコールシートできれいにする
汚れや油分を拭き取る。そして、しっかりと乾かす。
以前のキットはシールで粘着式だったけど、今回は接着剤だからあまりシビアに拭き取らなくてもよい気もする!?
tubolito本体にセメント接着剤をつけて、1分間待つ
セメント接着剤は透明なジェルのような感じ。
チューブに接着剤を塗布して、1分間待つ。
すぐに接着剤が固まるようなものではないので、慌てる必要もない。
tubolitoにパッチを貼り付けて1分間指で押さえる
パッチを貼り付ける。
説明書にはなかったが、一応パッチ側に油脂が付着しているかもしれないので、最初に使ったアルコールシートで拭き取っておいてから、貼り付けた。
そして1分間、指で押さえておく。
この一分間で、パッチから溢れた接着剤が固まり始めている。
接着剤は乾くと薄皮のようにペロペロっときれいに剥がすことができる。そのため、素手でも簡単に作業可能(もちろん実走中のパンク修理でも)
指を離して、30分放置しパンク修理完成
そして、30分の放置で完成!
完全に固まった接着剤はカチカチで、簡単に剥がれるようなことはまったくない。試してないが、無理に剥がそうとすると、チューブ側まで破ってしまいそうなくらい、しっかりと接着出来る。
パンク修理後に空気を入れてみる
0.5気圧ほど空気を入れてみた。
パンク修理部の伸縮はほとんどない。
以前のキットでは、膨らんだチューブにシールの粘着力が負けて剥がれてしまう(私の勝手な推測)こともあった。
新しいパッチでの修理部はガチガチに固まっていて安心感がある。
【注意】気泡が入るため、接着剤は多めに全体に塗る!
補修してみて気になったのが、パッチとチューブの接着面に気泡が入ったこと。
気泡にチューブ内の空気が漏れて、そこから接着面が剥がれていってしまいそうな気がした。(以前のキットがそうだったので)
対策としては、接着剤を少し多めに使うことと、接着面全体に接着剤を塗布する、さらにしっかりと指で押えて貼り付けることで、気泡は入りづらくなる。
パッチの端がうまく接着されていないようであれば、後から隙間に接着剤を入れてあげることも出来た。(接着剤を塗布してから、パッチの端が浮きやすくなるが、とりあえず無視して後処理すればOK)
tubolitoパンク修理まとめ
今回はtubolitoの新しくなったパンク補修キットを使ってみた。
使用感としては、以前のものより修理が面倒になったものの、
接着力が強くて以前のパッチの問題点(補修部からの空気漏れ)は解決したと思われる。
あと、チューブと同じ素材だから、パッチは以前のキットより軽量だ。
さらに価格が安く、コスパが良くなったのもポイント。
今後補修されたチューブを使用して、空気漏れが生じないか、はたまた想定していなかった別の問題点が生じないか、しばらく確認して記事にしたいと思う。
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